部位別症状:股

発育性股関節形成不全（DDH）
発育性股関節形成不全（DDH）の症状と治療｜岡山市・倉敷市ジール整骨院

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このページでは、股の症状の一つである発育性股関節形成不全（DDH）の症状と治療方法を紹介しています。

発育性股関節形成不全（DDH）の症状｜岡山市・倉敷市ジール整骨院

以前は「先天性股関節脱臼」とも呼ばれていました。
しかし、生まれつき股関節が脱臼していることは少なく、生後の環境要因によって股関節が脱臼する場合が多いことがわかり、「発育性股関節形成不全」と呼ばれるようになりました。

脱臼・・・・関節が抜けてしまう状態
亜脱臼・・・完全に抜けずに不安定な状態になる
形成不全・・股関節がうまく成長していない状態

発育性股関節形成不全（DDH）のチェックリスト

赤ちゃんのオムツを締めすぎないこと
足がまっすぐ伸びた状態におくるみでくるまないこと
股を開いた状態で抱っこすること
股の開きが悪い
太もものしわに左右差がある
親族に股関節の病気の方がいる
女の子に多い
逆子

発育性股関節形成不全（DDH）の原因｜岡山市・倉敷市ジール整骨院

・遺伝性の要素（関節がゆるいなど）
・子宮内での股関節の異常肢位
・骨盤分娩（逆子）
・不適切なおむつの付け方や抱っこ

発育性股関節形成不全（DDH）の治療｜岡山市・倉敷市ジール整骨院

軽度の脱臼で新生児期の場合・・・オムツを厚くつけ、股関節を開排位（M字）に保つ
乳児期でも治らない場合・・・・・生後3ヵ月頃からリーメンビューゲル装具を装着
それでも治らない場合・・・・・・オーバーヘッドトラクション法や手術など

まとめorさいごに｜岡山市・倉敷市ジール整骨院

発育性股関節形成不全は、命に関わる病気ではありませんが、おむつや抱っこの仕方を気を付けることで予防できる病気です。
脱臼であったとしても早期に診断を受け、早期に治療をしていくことで、多くの場合、正常に戻ります。
赤ちゃんの股関節のことで気になる事があればお気軽にご相談いただければと思います。
参考：【発育性股関節形成不全について】

代表取締役中務貴之

中務　貴之

株式会社ジール代表取締役中務貴之。以前の勤務先では新卒に2年目にて技術担当責任者に就任。痛みの診断と治療を行い、現場スタッフの教育を任される。その後独立し2021年株式会社ジールを設立。法人１期目に岡山県4店舗の展開し現在では岡山県唯一の腰痛を始め肩こり、膝痛など各関節の痛みの再発予防プログラムの開発に従事している。また社員教育にも力を入れており、月間学習時間90時間を目標に設定し、患者さんの病態の診断と治療の質の向上に会社全体で取り組んでいる。 ■スタッフ紹介ページ