変形性股関節症
変形性股関節症の症状と治療
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このページでは、股関節の症状の一つである変形性股関節症の症状と治療方法を紹介しています。
変形性股関節症の症状
変形性股関節症のチェックリスト
- 股関節の痛み
- 階段、車、バスの乗り降りに手すりが必要になった
- 股関節の動かしづらさ
- 長い時間立ったり歩いたりすることがつらくなった
- 正常な歩行が出来ない
- 和式トイレ使用(しゃがむ動作)や正座が難しくなった
- 立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛み
- 持続痛(常に痛む)
- 足の爪切りがやりづらくなった ☑︎靴下が履きにくくなった
- 夜間痛(夜寝ていても痛む)
変形性股関節症の原因
<一次性(原因不明)>
・重量物の取り扱い作業
・肥満
・加齢
<二次性(何かの疾患から続いて起こる)>
※こちらが大半を占めます※
下記の様な疾患に続いて起こります。
①寛骨臼形成不全
→「変形性股関節症」のほとんどは「臼蓋(きゅうがい)形成不全」が原因で発症します。
股関節には、臼蓋という受け皿のような部分があり、大腿骨の先端の骨頭が臼蓋に納まるようになっています。
この臼蓋の形状が小さすぎるなど不完全なために、股関節に痛みを生じるのが「臼蓋形成不全」です。
「臼蓋形成不全」は臼蓋の形成が不完全なために、大腿骨側の軟骨に摩擦が生じて軟骨が磨り減ります。
その結果、股関節が変形して炎症が起きてしまいます。
自分が「臼蓋形成不全」であることに気づかずに年齢を重ね、中高年になって痛みがでる場合が多いです。
②発育性股関節形成不全(DDH)
→赤ちゃんの股関節が脱臼していたり、さまざまな程度に股関節が不安定になっている状態のことです。
③大腿骨頭寛骨臼インピンジメント
→サッカーやアイスホッケーなどのスポーツで深い股関節屈曲に伴い内転や内旋の複合的な運動を繰り返す事で発症しスポーツ活動が制限されてしまいます。
④Perthes(ペルテス)病
→子どもの大腿骨の頭の部分への血行が何らかの原因で阻害され、骨の壊死(骨の細胞が死んでしまうこと)がおこり、骨の強度が極端に弱くなり、放置しておくとつぶれて骨に変形が生じてしまう病気です。
⑤大腿骨頭壊死症
→大腿骨頭はもともと血管が少ないため、血流障害を起すと骨の壊死が引き起こされます。
この壊死した骨の部分が大きいと体重を支えきれなくなり、潰れてしまい痛みが出現します。
⑥外傷(ケガ)
脱臼や骨折など
・40~50歳以上の女性に多い
・発生が多い寛骨臼形成不全に伴うものでは、亜脱臼を繰り返すことで負荷のかかった関節の軟骨の形が変わったり、摩耗したりする
変形性股関節症の治療
*股関節のアライメント調整
→股関節が正しい範囲で動いているかチェックし、股関節のはまり具合を調整します。
*運動療法
→変形性股関節症の進行を遅らせる効果があります。
・ストレッチ
股関節の周囲の筋肉を緩め、リラックスさせます。
股関節の位置が矯正されて、股関節が動きやすくなり、股関節の可動域が広がります。
・筋力トレーニング
ストレッチで股関節が動きやすくなれば、筋力トレーニングを行います。
股関節の周囲や太もも、お尻の筋肉を動かすことで、股関節を支えるための筋力をつけていきます。
股関節の中の炎症が強くならないよう、運動強度は施術者が様子を伺いながら行います。
筋力トレーニングは継続することが重要です。
さいごに
変形性股関節症は日本では痛みがで始めるのが平均して37歳と若年であり、
なかなか自分の股関節の痛みが変形性関節症と思う人は少ないはずです。
ですので、股関節の痛みを感じた時点で医療機関に行き、痛みの原因を突き止めておく
必要があります。
あと、予防として関節の可動域を意識する必要があります。
これだけ若年での症状の出現が提唱されている以上、普段運動習慣がない方でも
ストレッチを取り入れておくのは重要なことと言えます。